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v2.1.161

8 改善 14 修正 · 22 件の変更

テレメトリ・claude agents/mcp・並列ツール呼び出しの改良に加え、多数の修正(claude mcp の機密情報の秘匿、Windows のフック、worktree 内の編集、再開時のクラッシュなど)と描画性能の改善を含むリリースです。

改善 Improvement 8
  • OTEL_RESOURCE_ATTRIBUTES の値がメトリクスのデータポイントのラベルとして付与されるようになり、チームやリポジトリといった独自の軸で利用状況メトリクスを分割集計できるようになりました。

    telemetry

    詳しく
    テレメトリ(利用状況などの計測データ)の出力に関する改善です。これまでは OTEL_RESOURCE_ATTRIBUTES 環境変数で設定した属性が個々のメトリクスのデータポイントには付かなかったため軸ごとの絞り込みができませんでしたが、今後はそれらがラベルとして付与されます。これにより、チーム名やリポジトリ名など自分で決めた軸で利用状況を切り分けて分析できます。
  • claude agents の行で、作業が並列に分散しているときは詳細の前に done/total(完了数/全体数)を表示するようになりました。プレビュー(peek)では最も長く実行中の項目を表示します。

    agentsui

    詳しく
    claude agents の一覧表示の見やすさを改善しました。1 つのエージェントが複数の作業を並列に分けて進めているとき、行の先頭に done/total 形式で完了数と全体数が出るようになり、進捗が一目で分かります。さらにプレビュー(peek)では、いま最も長く実行している項目が表示されるため、どこで時間がかかっているかを把握しやすくなりました。
  • /mcp で、一度もサインインしていない claude.ai のコネクタを「Show unused connectors」の行の下に折りたたんで表示するようになりました。

    mcpui

    詳しく
    /mcp の一覧表示を整理しました。これまでは未使用の claude.ai コネクタ(外部サービス連携)もすべて並んで表示され一覧が見づらくなっていましたが、サインインしたことのないコネクタは「Show unused connectors」という行の下に折りたたまれるようになりました。実際に使っているコネクタが見つけやすくなります。
  • 並列ツール呼び出しで、Bash コマンドの 1 つが失敗しても同じバッチ内の他の呼び出しがキャンセルされなくなり、各ツールが個別に結果を返すようになりました。

    workflows

    詳しく
    複数のツールを同時に呼び出す(並列ツール呼び出し)際の挙動を改善しました。以前は同じバッチ内の Bash コマンドが 1 つでも失敗すると、他のツール呼び出しまで巻き込んでキャンセルされていましたが、今後は各ツールがそれぞれ独立して結果を返します。1 つの失敗で残りの処理が無駄にならず、まとめて実行する操作がより確実になります。
  • フルスクリーンモードのクリップボードが、Linux で利用可能なら wl-copyxclipxsel を使うようになり、通常のクリップボードと中クリック貼り付け用の PRIMARY セレクションの両方にコピーします。また「hold {key} for native selection」のヒントが端末ごとに正しいキーを表示するようになりました。

    uiclipboard

    詳しく
    フルスクリーンモードでのコピー周りを Linux 向けに改善しました。利用できる場合は wl-copyxclipxsel といった標準的なコピー用コマンドを使い、通常のクリップボードに加えて中クリックで貼り付けられる PRIMARY セレクションにも同時にコピーします。あわせて、ネイティブ選択を行うためのキーを案内するヒントが、使っている端末に合った正しいキーを表示するようになりました。
  • レイアウトエンジンの JIT コンパイルのプロファイルを安定化させ、端末の描画性能を改善しました。

    performance

    詳しく
    画面描画の速度に関する改善です。レイアウトエンジン(画面の配置を計算する仕組み)の JIT コンパイル(実行時にコードを最適化する処理)の挙動を安定させることで、端末の描画性能を高めました。表示のもたつきが減り、操作がより滑らかになります。
  • 大きなファイルの書き込み時の描画性能を改善しました。

    performance

    詳しく
    大きなファイルを書き込むときの表示速度を改善しました。これまでは大量の内容を書き込む際に描画が重くなることがありましたが、今回の改善で大きなファイルの書き込みでも表示が滑らかになります。
  • [VSCode] 文字化けを直すために、端末の GPU アクセラレーションを無効化する(または /terminal-setup を実行する)ことを勧めるヒントを追加しました。

    vscodeide

    詳しく
    [VSCode] 文字化け対策のヒントを追加しました。VS Code の端末で文字が崩れて表示される(garbled glyphs)場合に、端末の GPU アクセラレーションを無効にするか /terminal-setup を実行するよう促すヒントが出るようになりました。原因に気づきにくい文字化けの直し方が分かりやすくなります。
修正 Fix 14
  • /effort のダイアログ、ワークフローのアニメーション、プロンプトのキーワードのシマー(きらめき)が「Reduce motion」設定を尊重しない問題を修正。

    ui

    詳しく
    動きを抑える「Reduce motion」設定に関する修正です。以前はこの設定を有効にしても、/effort のダイアログや各種アニメーション、プロンプト入力欄のキーワードがきらめく演出が動き続けていました。今後はこれらも「Reduce motion」に従って動きが抑えられるため、視覚的な刺激を減らしたい利用者の設定が正しく反映されます。
  • forceLoginOrgUUIDforceLoginMethod の管理設定ポリシーが、組織ピンと併用したときに第三者プロバイダ(Bedrock・Vertex・Foundry・Mantle)のセッションをブロックしてしまう問題(2.1.146 のリグレッション)を修正。

    permissionsconfig

    詳しく
    組織が強制するログイン設定(forceLoginOrgUUIDforceLoginMethod)に関する修正です。これらを組織ピンと一緒に使うと、Bedrock・Vertex・Foundry・Mantle といったクラウド経由で Claude を使う第三者プロバイダのセッションまでブロックされてしまっていました(2.1.146 で生じたリグレッション)。今回の修正でこれらの提供元のセッションが正しく許可されます。
  • バックグラウンドのサブエージェントの出力が、--output-format text または json 使用時に claude -p の標準出力を壊してしまう問題を修正。

    agentsbackground

    詳しく
    claude -p(非対話的に実行するモード)で --output-format textjson を指定したときの修正です。これまではバックグラウンドのサブエージェントの出力が標準出力に混ざり込み、テキストや JSON の出力が壊れることがありました。今後はサブエージェントの出力が混入しなくなるため、スクリプトなどで出力を機械的に処理する用途でも結果が正しく得られます。
  • /usage-credits が、Team・Enterprise の管理者に対して組織の利用状況設定ページを案内せず再ログインを開始してしまう問題を修正。

    permissions

    詳しく
    利用クレジットを確認する /usage-credits の修正です。Team・Enterprise プランの管理者が実行すると、本来は組織の利用状況設定ページへ案内すべきところを、誤って再ログインを始めてしまっていました。今後は正しく該当ページが案内されるため、管理者が無用な再ログインに遭わずに利用状況を確認できます。
  • /autofix-pr が、セッションが git の worktree や別のリポジトリ内にあるときに「cannot run on the default branch」と誤って報告する問題を修正。

    worktree

    詳しく
    PR を自動修正する /autofix-pr の修正です。git の worktree(同じリポジトリの別ブランチを別フォルダで扱う仕組み)や別のリポジトリ内でセッションを動かしていると、実際はデフォルトブランチ上ではないのに「cannot run on the default branch」と表示されて実行できないことがありました。今後はこうした場所でも正しく動作します。
  • --resume のピッカーが、カレントディレクトリが git の worktree でない場合(例: jj のワークスペース)に、そのディレクトリのセッションを表示しない問題を修正。

    resume

    詳しく
    セッションを再開する --resume のピッカー(選択画面)の修正です。これまではカレントディレクトリが git の worktree でないと、そのディレクトリで行ったセッションが一覧に出ませんでした(jj のワークスペースなどが該当)。今後はそうした環境でも現在地のセッションが表示され、目的のセッションを選んで再開できます。
  • Windows でフックが bash を明示的に呼び出す場合(例: /usr/bin/bash script.sh)に「command not found」や「cannot execute binary file」で失敗する問題を修正。

    windowshooks

    詳しく
    Windows でのフック(特定のタイミングで実行するコマンド)の修正です。/usr/bin/bash script.sh のように bash を明示的に指定して呼び出すフックが「command not found」や「cannot execute binary file」というエラーで失敗していました。今回の修正でこうした書き方のフックも正しく実行されるようになります。
  • OpenTelemetry のログイベント(user_promptapi_requesttool_resulttool_decision)が、テレメトリの初期化完了前に発行されると黙って破棄されてしまう問題を修正。

    telemetry

    詳しく
    OpenTelemetry(計測データの標準規格)のログ出力に関する修正です。user_promptapi_requesttool_resulttool_decision といったログイベントが、テレメトリの初期化が終わる前に発生すると、エラーも出ずにそのまま捨てられていました。今後は初期化前のイベントも取りこぼさず記録されるため、ログの欠落が減ります。
  • claude mcp の list/get/add が機密情報を端末に表示してしまう問題を修正。${VAR} の参照は展開されなくなり、認証ヘッダや URL 内の機密情報は伏字にされます。

    mcpsecurity

    詳しく
    MCP サーバを管理する claude mcp のコマンド(list/get/add)に関するセキュリティ修正です。これまでは出力時に ${VAR} のような環境変数参照が実際の値に展開され、認証ヘッダや URL に含まれる機密情報がそのまま端末に表示されていました。今後は変数は展開されず、認証情報は伏字(redact)で表示されるため、画面共有やログから秘密情報が漏れにくくなります。
  • バックグラウンドセッションで isolation: "worktree" を指定して起動された Workflow エージェントが、自身の worktree 内のファイルを編集できなくなる問題を修正。

    worktreeagents

    詳しく
    Workflow エージェントの隔離設定に関する修正です。isolation: "worktree" を指定すると専用の worktree(同じリポジトリの別フォルダ)で作業しますが、バックグラウンドセッションで起動した場合、そのエージェント自身の worktree 内のファイル編集までブロックされてしまっていました。今回の修正で、自分の作業用 worktree 内であれば正しくファイルを編集できるようになります。
  • claude agents から起動したバックグラウンドセッションが、settings.json のモデルではなくデーモンの環境にある古いモデルで起動してしまう問題を修正。

    backgroundmodel

    詳しく
    バックグラウンドで動くセッションが使うモデルの選択に関する修正です。claude agents から起動した場合、settings.json で指定したモデルではなく、常駐プロセス(デーモン)に残っていた古いモデル情報で起動してしまうことがありました。今後は settings.json の設定が正しく使われるため、意図したモデルで実行されます。
  • セッション再開後に Write ツールの結果を描画する際に発生しうるクラッシュを修正。

    resume

    詳しく
    セッションを再開したあとの表示に関する修正です。再開後に Write ツール(ファイル書き込み)の結果を画面に描画する際、まれにクラッシュすることがありました。今回の修正で、再開後も Write ツールの結果が安定して表示されます。
  • サブエージェントが結果の確定中にエラーが起きると、完了しているのに実行中のまま表示が固まる問題を修正。

    agents

    詳しく
    サブエージェントの状態表示に関する修正です。サブエージェントが結果を確定する処理の途中でエラーが起きると、実際には終了しているのに「実行中」の表示のまま固まってしまうことがありました。今後はこうした場合でも正しく完了状態に切り替わり、表示が滞りません。
  • CLAUDE_CODE_TMPDIR に深いパスを設定したときに、$TMPDIR 配下で Unix ソケットをバインドするツールが EADDRINUSE エラーを起こす問題を修正。

    config

    詳しく
    一時ディレクトリの設定に関する修正です。CLAUDE_CODE_TMPDIR に階層の深いパスを設定すると、$TMPDIR の下で Unix ソケットを使うツールが「アドレスが既に使用中」を意味する EADDRINUSE エラーで失敗することがありました。今回の修正で、深いパスを指定してもこうしたツールが正しく動作します。
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## 2.1.161

- `OTEL_RESOURCE_ATTRIBUTES` values are now included as labels on metric datapoints, so you can slice usage metrics by custom dimensions like team or repo
- `claude agents` rows now show `done/total` before the detail when work is fanned out; peek shows the longest-running item
- `/mcp` now collapses claude.ai connectors you've never signed in to behind a "Show unused connectors" row
- Parallel tool calls: a failed Bash command no longer cancels other calls in the same batch — each tool returns its own result independently
- Fullscreen mode: clipboard now uses `wl-copy`/`xclip`/`xsel` on Linux when available, copies to both the clipboard and PRIMARY selection for middle-click paste, and the "hold {key} for native selection" hint now shows the correct key per terminal
- Fixed the `/effort` dialog, workflow animations, and prompt keyword shimmer not honoring the "Reduce motion" setting
- Fixed `forceLoginOrgUUID`/`forceLoginMethod` managed-settings policies blocking third-party provider sessions (Bedrock, Vertex, Foundry, Mantle) alongside the org pin (regression in 2.1.146)
- Fixed background subagent output corrupting `claude -p` stdout when using `--output-format text` or `json`
- Fixed `/usage-credits` starting a re-login for Team and Enterprise admins instead of pointing to the organization's usage settings page
- Fixed `/autofix-pr` reporting "cannot run on the default branch" when the session is inside a git worktree or another repository
- Fixed `--resume` picker not showing sessions from the current directory when it isn't a git worktree (e.g., jj workspaces)
- Fixed Windows hooks that invoke bash explicitly (e.g., `/usr/bin/bash script.sh`) failing with "command not found" or "cannot execute binary file"
- Fixed OpenTelemetry log events (`user_prompt`, `api_request`, `tool_result`, `tool_decision`) being silently dropped when emitted before telemetry initialization completed
- Fixed `claude mcp` list/get/add printing secrets to the terminal: `${VAR}` references are no longer expanded, and credential headers and URL secrets are redacted
- Fixed Workflow agents spawned with `isolation: "worktree"` in background sessions being blocked from editing files inside their own worktree
- Fixed background sessions dispatched from `claude agents` booting on a stale model from the daemon's environment instead of the model in `settings.json`
- Fixed a potential crash when rendering Write tool results after resuming a session
- Fixed completed subagents getting stuck showing as running when an error occurs while finalizing their result
- Fixed `EADDRINUSE` errors from tools that bind Unix sockets under `$TMPDIR` when `CLAUDE_CODE_TMPDIR` is set to a deep path
- Improved terminal rendering performance by stabilizing the layout engine's JIT compilation profile
- Improved rendering performance for large file writes
- [VSCode] Added a tip suggesting disabling terminal GPU acceleration (or running `/terminal-setup`) to fix garbled glyphs